Preparation 準備 |
処理に適した画像とは ? |
1 ノイズが少ないこと。 一般にjpegの画像縦横に線状のノイズが入っており、これが作品の品質を下げてしまいます。ですから、ノイズがある場合はガウシアンぼかしをぼかし半径3or4にして掛けてください。 また、印刷用にディザリングされたことのある画像(画像は初めからフルカラーで保存されていた画像を使ってください。GIFに一度してしまった画像はディザリングという処理がなされた痕跡が残ります。このディザリングがノイズよりもひどい結果を引き起こします。その結果、処理時間は長くなりますし、結果もひどい物になってしまいます。 2 重要な部分に影が落ちていないこと 処理対象の重要な部分(顔など)に不用意なに影が落ちてることがよくあります。影は気づかないことが多いのですが、絵にしたときには影のようには見えずに、単に黒い色の部分に見えてしまいます。どうしても影のある画像を処理する場合は事前にその部分だけフォトレタッチして明るくしておく必要があります。 3 色や階調がひどく飛んでしまっていないこと ただし、多少は問題ありませんまた、ピントは多少あまくても問題になりません |
処理全般にわたる注意 |
1 データ画像はTiffで保存。 処理の途中で生成されるデータ画像はTiffなどロスレスの(可逆の画像圧縮を用いた)画像フォーマットで保存すること。jpgやgifは不可。 2 最初のバラメータはモード。 全てのプラグインのはじめのパラメータはモードパラメータと呼ばれ、処理のモードを変えるために使われるもっとも重要なパラメータである。このマニュアルにおいてもモードパラメータいえば一番はじめのパラメータのことを意味している。 |
準備 |
Linuxの場合 空のディレクトリを作り、その中に処理したい写真画像を入れます。そして、そのディレクトリーで、gimpを立ち上げます。一つのディレクトリーで一つの写真画像をもとに処理します。処理の種類に関しては一つのディレクトリーで複数行うことができます。 Windowsの場合 処理の途中で作られるmapは全てc:\Program Files\GIMP\images に作られます。ですから、途中で作成される画像も全てこのフォルダーに作成します。全ての処理が終了した時点で、このフォルダーごと他の場所に名前を変えてコピーし、もとのフォルダーは空にしておきます。 以上の作業を怠って、別の画像の処理をすると、全てのマップが上書きされてしまうので、先に処理した画像をもとに作品を作る際にははじめから全てやり直しになってしまいます。 言い換えれば、マップが残ってさえいれば、そこから別の種類の処理画像を作り出すことができるのです。 |